セントポーリアの花を咲かせるお手入れのポイント3選です。テレビ番組で話していたのが良かったので忘れないようにまとめました。
室内花の女王と呼ばれているのがセントポーリア
室内花の女王と呼ばれているのがセントポーリア(african-violet)です。ほぼ1年中、花を咲かせてくれます。あまり大きくならないので育てやすい、鉢植えには最適ですね。このセントポーリアの花を長く咲かせるためのコツはあるんでしょうか。今回はセントポーリアのお手入れを紹介します。植物研究家の富田裕明さんに教えてもらいましょう。
花の形も葉っぱの形も多種多様
バイカラーの花、フリルのある花、葉も多彩ですね。カバーに入れるとおしゃれなインテリアにもなってくれます。本当に同じ種類とは、同じ花とは思えないぐらい、種類が全然違うんですね。花の形も葉っぱの形も全然違います。紫色の一重咲きのものが原種に近いものです。八重咲きのものは全然違う花のように見えますね。縁取りがついたものもあります。葉っぱは全体に肉厚ですね、ちょっと毛が生えています。
80年代に一度、大人気になりました。
セントポーリアのお手入れのコツ3点
とはいえ、お手入れにはコツがあります。3つのポイントがあります。
- 水をやりすぎない
- 花が終わった後に花柄を切る
- 肥料をやりすぎない
の3点です。一つ一つ見て見ましょう。
水をやりすぎない
1つ目は水やりです。水をやりすぎて失敗することが多いです。葉っぱがちょっとしんなりするぐらいまで乾いて、がもう軽くて、スカスカだなと感じるぐらい持ったら、だいぶ軽いですよね。それぐらいカラカラになってから水をやるというのが重要です。1週間に1回ぐらいが目安になります。受け皿に水を溜めておくと、特に猫がいたんでしまいますので、絶対このような状態にはしないでください。葉っぱや花に水がかかりて良くないので、そこは避けて、水差しで土に直接かけるようにしてください。
花が終わった後に花柄を切る
花が終わった後に花柄を切るといいです。終わった花はしおれてしまいますよね。これをハサミで切ります。これを手でぷちんとやってしまうと傷んでしまいますので、ハサミで根元近くを切りましょう。
肥料をやりすぎない
花咲かせるには肥料が必要なんですが、観葉植物用の固形肥料、粒のものですね、あったらいいです。半分載せます。目元にやりたくなりますが、近すぎると痛んでしまいますので、うちの発信の方に土の中に埋まるぐらい指でもう上から押し込んであげましょう。3ヶ月から4ヶ月に1個あれば十分ですね。小さい、5号から8号ぐらいの鉢ですね。
この3点を守れば長く楽しめます。
セントポーリア増やし方 葉挿し
また増やすのも簡単です。葉挿しという方法です。茎を切ってさしてやります。土は観葉植物用の土地を使います。葉っぱの根元の方をかなり根っこに近いところを切って、葉っぱの付け根から3cmぐらいを切って、茎を短くして切ります。そして、直接グリグリと土の中に押し込んでしまうと痛んでしまいますので、割り箸などで土に穴を開けます。そして、土の上に1cmぐらい茎が残るようにしてあげます。葉っぱは蜂の淵に寄りかからせてあげましょう。そうするとグラグラしなくて定着が良くなります。そのため、土はあまりいっぱいまで入れすぎない方がいいですね。水をたっぷりあって、2ヶ月ぐらい経つと新芽が出てきます。下の方から小さなスタバが出てくるんですね。これは嬉しいです。この葉挿しをやるなら、5月から7月、あったかくなってきた頃、初夏の季節がおすすめです。
だいたい寿命は5-6年ぐらいです。葉挿しして、どんどん世代交代していけば、何十年でも楽しむことができます。
ストレプトカーパスも同じように手入れ簡単で、年中華やかな花が咲くのでおすすめ
ストレプトカーパス(Cape primrose、Streptocarpus)という植物が華やかです。セントポーリアとほとんど同じように簡単に育てることができて、1年中咲いてくれます。農家の方が新しい種類をどんどん作ってくださっています。花がキラキラと胡蝶蘭を小さくしたような感じですね。葉っぱはちょっと大ぶりです。セントポリアとは親戚ぐらいの感じです。こちらは華やかでお部屋の中でずっと楽しめますので、こちらもおすすめです。