玄関は家の顔だからきれいに花で飾っておきたい
玄関はお客さんを迎える場所でもあり、住む人全員が通る場所ですから、春の草花で彩るのがお勧めです。春先は一年で一番草花の種類も多い時期です。玄関前にコニファーを均等に置いておくのも清潔感があります。グリーンアカデミーでガーデニングの勉強ができます。
基本は不等辺三角形で動きと広がりを出すこと
玄関は家の顔で、毎日使う場所ですから、お客さんが来なくてもきれいにしておくと、気分が変わります。左右をアシンメトリーにすると動きが出ます。アガペやユキヤナギなど背の高さの違う植物の鉢植えを使って、不等辺三角形を作るのが基本です。正面に対して真ん中を中心にして左右に立体感を広げます。庭師の方は花はあまり使いませんからね。玄関前を花を使ってスタイリッシュに飾るにはどうすればいいんでしょうか。
玄関のバランスを取る寄せ鉢がポイント
色々な鉢が多すぎて雑然としてしまい、まとまらない
という悩みを持つ人が多いようです。色々好きなものを買ってきて、鉢だらけになってしまうことがあるんですよね。バランスを取るには三つのアイコンを揃えます。ポイントは寄せ鉢です。大きさを揃えないで高さを変えることで立体的になります。リズム感も出ます。大中小という感じですね。三つのポイントは二等辺三角型ができて、バランスが取りやすくなります。
華やかに重心を上に持っていけるハンギングバスケットを活用
ハンギングバスケットをスタンドの上に乗せて、スタンドの足元に鉢を二つ置いています。かなり高低差を使います。ハンギングバスケットに使うのはスリット付きのバスケットです。内側から土が漏れないようにシートを貼ります。下から上に積み重ねていくように植えます。
最初に草花用の培養土を入れて、スリットにはめ込んでいくように横に入れて行きます。でもそのままだと植物が傷んでしまうので、根鉢の方の土を落として首を作っていきます。底に回った根を取り除くと、新しい根が伸びやすくなります。首の部分を上からスリットにはめ込んでいきます。スライドしていくイメージです。
一番下の植物は下向きに植えていきます。そこら上に向かって伸びて行ってくれるので大丈夫です。 大きい苗は指を挟んでスリットを拡げながら入れて行ってください。さっき入れた穴からスリットを一つ開けてあげましょう。これから大きくなっていきますからスペースを空けておきます。花を入れたら間に土を詰めていきます。一段目を植え付けたら2段目は間のスリットに入れて行きます。三段目は一段目と同じスリット。最後に一番上に苗を植えつけます。あんまり無理をして入れると首が飛んじゃいますので丁寧にやってくださいね。株元がバスケットの縁と同じぐらいになるように土を入れて、棒などで土を詰めていきます。
湿らせたミズゴケを土の上に敷いていきましょう。水やりの時に土が流れるのを防ぐとともに、乾燥防止の効果もあります。チューリップやサクラソウなどこの時期ならではの花が楽しめますよね。またあまりうえるものではありませんが、ツクシも見つけると嬉しいものです。
玄関ドアをリースやスワッグで飾る
玄関前を素敵にアレンジするにはリースです。玄関扉にかけます。ちょうど目線辺りにこういうのがあるといいですよね。ただし生の花は木の扉には使うと湿ってしまいますので、ドライフラワーにしてから飾るのがおすすめです。お客さんが来たらおもてなしをされているような気分ですよね。この3点に春を意識した黄色を使います。また季節を意識したテーマにするといいですよね。植物を変えてリースの代わりにスワッグにすると引き締まります。壊れやすいのでドライフラワーには硬化剤などをかけます。シンボルツリーとして背の高いオリーブを入れたりすると、広がりや立体感が出ますよね。全体に落ち着いた枯れた雰囲気になります。
家の玄関が北向きの場合の解決法
家の玄関が北向きで植物を置きたくても置けない
と言うことがありますよね。こういう場合には日当たりの良いベランダで育てておいて、1ー2週間、北向きの玄関に持っていくようにします。玄関は育てる場ではなく、あくまで本番の華やかなステージのようなイメージで意識を持つのがいいと思います。筋トレで人気の村雨さんはスウェーデン生まれ日本に興味をもって19歳で日本に移住しました。造園会社で5年間使用して庭師になりました。